あなたはお天気にたとえると、晴れの人でしょうか?
それとも、くもりや雨の人でしょうか?
大自然には、晴れ・雨・嵐・小雨・くもり・雪・・と、ほんとに
いろんな表情があります。
晴れた状態にも、陽だまりやカンカン照りといろいろあり、
雨の状態にも、豪雨から小雨といろいろあります。
私たち人間もみな大自然の一部であり、エネルギーの塊です。
私たちの心もやはり自然と同じようにさまざまあり、
また状況によっても常に移り変わります。
最近、嵐のような人を見かけました。嵐の人は疾風のように現れて、
すべてを猛スピードで行います。また、心の起伏も大きく
台風のように自分を中心に周りをまきこみます。
こういう人に対して、どういう対応をしたらよいのだろう?と
なんとなく迷っていたのです。
そうしているうちに。。。
先日このあたりではめずらしく、雨風のひどい日がありました。
窓からなんとなく庭の景色を見ていた私は、ふとこんなことを
考えました。
<嵐の日には、誰も庭へ出て行き庭仕事をする人はいない。
風をさけてあたたかいところで、嵐が去るのを待つのだ。。。
こんなときに、雨風に戦いをいどむように外に出て行き、庭仕事を
する必要はないのだ。。>
一度、トマトが雨風で今にも倒れそうなのを見て、雨風の中で
支柱にひもで茎を結びつけたことがあります。
1本のひもを結ぶのにも、風でひもとトマトが動いて相当の時間が
かかったことを思い出しました。
そんなとき、はっ!と気がつきました。
そうです。
嵐の人に対しては、さからわずにそっと去るのを待てばよい。。。
ということでした。
あなたのまわりにも、きっと嵐の人がいることと思います。
もし、あなたも嵐の人なら別の嵐の人に対して
戦いをいどんでいるかもしれません。
ですが、嵐と嵐ならぶつかるにきまっています。お互い激しい
感情とエネルギーのやりとりになるはずです。
嵐の人は、こうして常になんらかの問題に巻き込まれやすくなるのです。
でも、あなたが陽だまりの人だったらどうでしょう。
嵐が勝手に吹き荒れても、じっとにこにこと嵐をさけて
黙って見ていることでしょう。
嵐も常に動いていますから、いつかは形を変えて去っていくものです。
そして嵐が去ると、陽だまりの人はぽかぽかと周りを
あたためるのです。
嵐の人に出会ったら、そのときこそ
あなたは静かな陽だまりになってください。
嵐の人でさえもいつか疲れ果てたとき、陽だまりに戻ってきて
心を休めるのですから。。。
* * *
もし、あなたが小雨の人だったらどうでしょうか?
小雨がいつも降っているところへは、みんな集まろうとしないものです。
なんとなく寒々しくて、敬遠してしまいます。
小雨の人とは、いつもなにかにつけて不満がありぶつぶつと愚痴を
言ってしまう人のことです。
もしくは、いつも悲しみに目を向けて明るいほうを見ないようにして
いる人のことかもしれません。
不満や悲しいことに目を向けていても、何もはじまりません。
それどころか、より大きな悲しみや不満の淵に落ちていくだけです。
では、どうしてそのように延々と同じことを続けてしまうのでしょうか?
それは、感情のコントロールができないためです。
その感情を何かの方法で満たそうとするために
ネガティブ言葉や思考を使ってしまうのです。
もし自分が小雨の人になっていると気がついたなら、
さーっと雨を降らす雲を風で払ってしまいましょう!
そのもっとも簡単な方法は、体を動かすことです。
スポーツでも掃除でもハイキングでも、体を動かし思考をストップ
させるのです。
私たちの体もエネルギーの塊です。そのエネルギーを手っ取り早く
動かすのは意志力ではなくて、運動による熱なのです。
体を動かすことによってエネルギーの偏りがほぐれていきます。
そして、さっきまで愚痴っぽかった自分が、
不思議と<そんなことはもうどうでもいいや>という気持ちに
なっていることに気がつくことでしょう。
陽だまりには、小鳥が集い、草花が咲きます。
あなたの中の陽だまりの部分で
まわりの人をあたためてあげてください。
誰にだって、陽だまりの心はあるのですから。。。
(2003.5.4)
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