BGM入りです。 music by Sora Aonami  

29

インナーチャイルドを見つける


”自分の中のインナーチャイルドを癒す”というワークショップは

最近たくさん行われていますので

きっとみなさんもいくつかの方法をご存知かと思いますが、

ワークショップに参加せずとも行えるのだな・・と、思ったできごとが

ありましたのでお話しいたします。

     *   *   *

カナダの友人のひとりに、60歳近くになってから絵を描きはじめた人がいます。

彼は、ある日脳梗塞に襲われましたが、奥様の献身的なケアの甲斐もあって

なんとか危機を脱出することができました。

その後、脳のリハビリのためにも、子供の頃から好きだった絵を描いてみようと

思い立ったそうです。

もともと彼には絵の才能があったのでしょう。

彼の描く水彩画はたいへんすばらしく、心のピュアさ、軽さが現れており

見る人の心を動かします。

地元の展示会でも、来場者の投票でいつもベストアーチストに選ばれるほどです。

     *   *   *

ところで、最近彼と奥様は今の家を売り、隣の州に引っ越すことに決めました。

人口が少ない小さな町であるにもかかわらず、シアターや病院などもある

住民の心身のケアがとても充実した素敵な町を見つけたようです。

そんなわけで、彼らが引っ越す前に私達夫婦はお昼ご飯をウチでいっしょに

食べようということにしました。


さて当日彼らが到着し、あいさつを済ませると私達に1枚の絵を

プレゼントしてくれました。

なんと、その絵は彼のイマジネーションで構成された大きな盆栽の木と

その横に立つ舞妓さんの水彩画でした!

私はすぐに、その舞妓さんの顔が私自身であることに気がつきました。

彼は、私が舞妓さんの着物を着た姿を想像して描いてくれたのでした。

     *   *   *

この絵の中の自分を見たとき、私の脳は一瞬混乱しました。

そこにいるのはそっくりに描かれた自分だけれど、いつも鏡の中で見ている

エゴがいっぱいで恐れや不安をかかえた自分とは

なにかちがう・・・

絵全体のさわやかで明るいエネルギーの中で、自分がとても幸せそうに微笑んで

いる姿を見たとき、なんだか胸がきゅんとしてしまいました。

なぜそんな風に感じたのか、その後も考えていたのですが、

それは絵の中に自分のインナーチャイルドを見たからだった、ということに

気がつきました。

普段、自分が考えている今の<自己>とは違った、素直で純粋でハッピーな

子供の頃の自分を見たのでした。

そうか・・・彼の意識を通して見た私がここに描かれている。

自分の中には、こういう自分もいたんだなぁ。。。。

そして、まだ100%自分を愛しきれていない部分があったのだということにも

気がつきました。

     *   *   *

愛があふれている人たちを見ると、自己をありのまま受け入れてしまっていることに気がつきます。

人は自己を完全に受け入れたとき、はじめて他の人をもありのままで愛することができるようになるのかもしれません。


そこで、あなたにもすぐにできるインナーチャイルドとの出会い方・癒し方をお伝えします。


★目を閉じてリラックスします。ゆったりと複式呼吸を続けます。

★しばらくして落ち着いたら、子供の頃の自分(3〜5歳くらい)を
イメージします。

★その子は、どんな表情をしていますか?楽しそうですか?悲しそうですか?

その子が欲しているようにしてあげてください。

寂しそうなら抱きしめて大丈夫だよ、と伝えてあげてください。

遊びたがっているなら、いっしょに遊んであげましょう。

お話をしたい子には、ゆっくり話を聞いてあげるのもいいでしょう。

その子を心から愛してあげてください。

ハッピーになるまで。。。☆


(2007.11.08)

もくじページへ

*

ヒーリングルームのトップへ メープルフォレストへ