BGM入りです。 music by Sora Aonami
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この見知らぬ異国の小さな町に住んですでに3年近くたとうとしています。日本から 離れたこんな遠くでも、寂しさを感じずにいられるのはこの町のおばあちゃんやお じいちゃん達のおかげなのです。75才、80才という年齢のお年寄り達は、みなさ ん本当に心がオープンに丸くなっているのを感じます。そんな方々でも若い頃は、 怒ったり悲しんだりいろいろあったことでしょう。でも、80年も生きておられると、細 かいことや自分の利益などどうでもよくなって心が宇宙に近づいていっているよう に感じます。 そんな心やさしい人達の中でも、なんだかいつもホッとさせてくれるおばあちゃんが います。それが、アグネスさんなのです。アグネスさんの両親は昔、イギリスからカ ナダに移住してきました。そして、彼女自身はこのカナダで育ったのです。農家で 育って農家に嫁いだ彼女は、夫といっしょに一生懸命働いたようです。子供も6人 ほどもうけました。その深いお顔のしわや手にすべてが刻まれているようなそんな 気がします。彼女の目はすでによく見えないにもかかわらず、今でもしっかりとひと り暮らしをしているのです。 * * * <どうして、ほかのおばあちゃん達といる時よりもこのアグネスさんといる時、わたしはすっかり子供のような気持ちになっていられるんだろう。。。?> ある日、彼女と話していてふとそんなことに気がつきました。すっかりくつろいだ自 分、まるで神の懐にすっかり入って安心している素のままの自分になれるので す。。。。。そして、思ったことは、 彼女には、【自分】というものがあまりないということでした。また、【人を判断しよう とする気持ち】もないのです。そんな人だからこそ、いっしょにいると安心できるん だということに気がつきました。 彼女に会うと、いつも冗談を言って笑わせてくれます。また、彼女自身もとっても楽 しそうなのです。いっしょに住んでいる1匹の猫と嬉しそうに会話している彼女を見 ているだけで、なんだかすっかり心があたたかくなってきます。彼女の心はすでに 神に近づいているような気がします。 仕事ができるとか、身だしなみがきちんとしているとか、判断力や指導力があると か、そういうことをお年をとってもまだまだ気にされる人もいることでしょう。でも、彼 女にとってはそういうことは、もうどうでもよいのではないかと思います。その日、そ の日をたんたんと与えられるがままにあるがままに生きている。。。そんな姿に頭 が下がります。 あなたは、平和はどこにあると思いますか?どうすれば本当の平和がこの地球に やってくると思いますか? その答えはひとつ。平和は、あなたの中にあるのです。 * * * 人類の歴史の中で、ときおり世界的な事件が起こり何度も何万人、何十万人もの 人が殺されました。そのときに、人々はいつもその首謀者や犯罪国を憎んだので す。その首謀者がいる国を憎み、その国の宗教を嫌いました。街頭で声をはりあ げ、その首謀者をやっつけろ!と叫んだはずです。そして、被害者である人々や 国はその悲しみと敵意と正義感から報復攻撃をし、その結果、相手国の多くの一 般の人々が命を落してきました。実のところ、現在の地球の人間のほとんどは真 の平和を望んでいないのです。 きっとあなたはびっくりされるでしょう。でも、本当にそうなのです。 あなたは、ブルース・ウィルスやアーノルド・シュワルツネッガーの破壊や殺戮の映 画を見てドキドキワクワク、そして最後にはスッキリしませんでしたか?タイタニック を見てすごい!と感じませんでしたか? これが私達の現在の姿です。私達はまだ、争って正義が勝ったり、人が死ぬこと に非常に興味があるのです。なんと、私達はそういう映画や番組を<娯楽>と呼 んでいます。もし、そういうたぐいの事件や映画やテレビ番組がなかったらきっと退 屈でしょうがないことでしょう。私達はこの3次元がすべて、また、肉体がすべてだ と感じがちです。そのため、<死>を恐れ<死>のあるところに興味を持ち、スリ ルを感じます。 根源に<死への恐れ>があるからこそ、私達は肉体(自我)を守るために相手を 攻撃するのです。今回のテロ事件で、ほとんどの人がテロリストに対して<怒り> を感じました。怒りは、正義感からであったかもしれません。でも、私達一人一人 の心に<怒り>というエネルギーの形がある限り地上に平和はやってこないという ことに気がつきましたか? つい最近、日本で、今回のアメリカの戦争に賛成する人達と、反対する人達が互 いに怒りをともなって言い争っているのを目にしました。平和に賛成のはずの人達 が、反対の意見の人をののしっていたのです。そこには、すでに戦争が生まれて いました。。。。 あなたの職場で、家庭で、社会で、そこらじゅうが怒りであふれていませんか? そして、あなたの心の中はどうでしょう? <怒り>が湧いてきたとき、その根源はどこにあるか探してみてください。 たとえば、Aさんがあなたにひどいことを言ったとします。 あなたはショックを受け、腹が立ち、仕返ししたくなるかもしれません。でも、ちょっ と、その根源を見てみましょう。 なぜ、そのことを言われたのがショックだったのか? 自分で自分を愛せない部分をちょうど指摘されたから? 自分は何かを恐れていたから? Aさんによく思われたいとどこかで感じているから? Aさんに精神的に依存していたから? きっといろんなことが見えてくると思います。。。。 <怒り>を消す方法がひとつだけあるのをご存じですか? それは、<哀れみ>の心です。あなたにひどいことを言ったAさんは、あなたがうら やましかったのかもしれません。本人はそのことに気がついていないで、そんな言 葉が出てしまったのです。もしくは、Aさんの人生はとても辛いもので心の傷が癒え ていないのかもしれません。人を攻撃することで、自分が安定したような優越感や 存在感を感じられるからかもしれないのです。そう思うと、なんだかAさんの悲しみ が伝わってくるようです。。。それが<哀れみ>の心です。 <哀れみ>の心から<ゆるす>心が生まれます。どんなにひどいことをされても、 <しかたがなかったんだな。。。>と理解してあげることができるのです。あなたが もし、今回のテロリストとまったく同じ国、同じ環境、同じ人生を歩んできていたとし たら、あなたも心に満たされないものを感じテロリストになっていたかもしれないの です。輪廻転生を信じるなら、このことは十分理解できますね。。。。 * * * 長くなってしまいました。 私達ひとりひとりが平和のカギをにぎっています。あなたは、まぎれもなく地球の平 和の代表者です。心の中に真の平和を見つけることができますように。。。 * |
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