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▶▶▶ロディオラロゼア
ロディオラロゼアについて
ロディオラロゼアは高さ5~40cmほどの高山植物のひとつで、ヨーロッパの北極に近い地域や、北アメリカ、アジアなどの北部または山地で見られる野生の植物です。(現在は、世界の寒冷地で栽培されています)
”ゴールデンルート”や”ローズルート”などとも言われ、日本では近い種類が”イワベンケイ”と呼ばれています。
(※ヨーロッパや北アメリカで育っているロディオラロゼアはAngiosperms Eudicots亜綱 Saxifragales目であるのに対し、イワベンケイはバラ亜綱 Rosidaeのバラ目 Rosalesとなっています)
このロディオラロゼアの根には気持ちを明るくしたり、脳の働きを改善する成分が含まれているため、ロシア、スカンジナビア、中国北部などの自然環境の厳しい地域に生活する人々にとっては欠かせないハーブとして伝統的に使われてきました。
ロディオラロゼアの根には、フェノール、ロザビン、ロジン、ロサリン、有機酸、テルペノイド、フェノール酸と誘導体、フラボノイド、アントラキノン、アルカロイド、チロソールおよびサリドロシドなど約140種の化合物が含まれています。Wikipedia
どの化合物がもっとも多く含まれているかは、どの地域で育ったロディオラロゼアであるかと深く関係しています。また、化合物のうち、ロザビン、ロジン、ロサリン、サリドロシドなどはポリフェノールの一種でもあり、強い抗酸化作用を持っています。
ロディオラロゼアの働き
●免疫機能の活性化:
体全体を健康に導き、トラウマ・不安・肉体的疲労などのストレスへの抵抗能力を高める働きのある天然のハーブを、【アダプトゲン】といいます。ロディオラロゼアはアダプトゲンのひとつです。(たとえ抗酸化物質を含むハーブであっても、アダプトゲンではないものもあります)
ロディオラロゼアに含まれる成分は、体の恒常性(体の内部環境の安定さ)をバックアップし免疫機能をUPさせます。また、ロディオラロゼアに含まれる豊富な鉄分は体のすみずみにまで酸素を含んだ血液を運ぶのを助け、カルシウム分は骨を丈夫にします。
●疲労感の軽減:
ロディオラロゼアの根には、疲労感やストレスを軽減し体全体の機能を活性化する成分が含まれており、副腎系に作用してストレスに対するホルモンバランスをコントロールします。
二重盲検法(患者にも医師にも内容を伏せて行う試験。プラセボ効果や観察者バイアスの影響を防ぐことができる。)で行われた試験では、少量のロディオラロゼアが慢性的な疲労感を軽減したという結果が出ています。
●脳機能の活性化:
ロディオラロゼアは、脳内トランスミッターであるアミノ酸のL-トリプトファンを活性化して脳内のセロトニンやドーパミン生成を促します。そのため、海外の多くの自然療法医は認知症やアルツハイマー症の患者にロディオラロゼアを処方しています。
●不眠症の改善:
さらに、セロトニン分泌が増えることで松果体からのメラトニンの生成も増加します。メラトニンはホルモンのひとつで夜間の睡眠を深める働きを持っているため、ロディオラロゼアは高齢期の睡眠障害の改善にも役立つとされています。(60代のメラトニン生成量は、10才の人の約1/12にも減ってしまいます)
●うつ症状の改善:
2008年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校で行われた全般性不安障害(Generalized Anxiety Disorder=GAD)を持つ人々がハーブによってどのような改善が見られるか調査したところ、ロディオラロゼアには、不安な気分を改善させるという効果が見られました。
ロディオラロゼアの根を適量摂取すると、うつ病の改善に効果が見られるため、冬の日光不足で起こる季節性情動障害(Seasonal Affective Disorder=S.A.D)から誘発されるうつ的な症状に悩むカナダの人々にとっては救世主的なハーブとなっています。
ロディオラロゼアの飲み方
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